ドライバー・運転手の仕事|職種の種類や車の運転免許、向いている人

ドライバー・運転手の仕事は主に4種類あり、「職種」と「必要な運転免許」は以下のとおりです。
 ・トラックドライバー:普通~大型免許が必要
 ・タクシードライバー:普通二種免許が必要
 ・バスドライバー:大型二種免許が必要
 ・送迎ドライバー:普通免許が必要

もちろん向き不向きもあり、たとえば「車を運転するのが好き」「体力や健康に自信がある」「単純作業が好き」といった人に、特におすすめです。

本記事では、ドライバー(車を運転する仕事)の職種4種類や必要な免許・資格、向いている人の特徴について、解説していきます。

目次

ドライバー(車を運転する仕事)の職種・種類

ドライバー・運転手の仕事の種類は、大きく4つに分類できます。
「トラックドライバー」「タクシードライバー」「バスドライバー」「送迎ドライバー」の4職種です。
それぞれ解説していきましょう。

トラックドライバー

トラックドライバー(トラック運転手)とは、トラックを運転して、荷物を目的地まで運ぶ仕事です。
主な仕事内容は荷物運送ですが、荷物の積み込みや積み下ろし、車両点検などの業務も含まれます。
長時間運転をして、重い荷物を運ぶ仕事になるので、体力や筋肉が必要になります。

運転するトラックの種類は、大きく分けると、「小型トラック」「中型トラック」「大型トラック」の3つです。
小・中型トラックよりも、大型トラックのほうが、給料が高くて稼げる傾向があります。

タクシードライバー

タクシードライバー(タクシー運転手)とは、タクシーを運転して、乗客を目的地に運送する仕事です。

厚生労働省の『タクシー業界まるわかりHANDBOOK』によると、タクシードライバーとして現在働いている人の70%が、未経験スタートだそうです。
そして、タクシードライバーの平均年齢は60歳で、女性も高齢者も長く働きやすい職種として紹介されています。

注意点としては、夜間・深夜になると、酔っ払い客と遭遇する可能性があることです。
その代わり、22:00~5:00は深夜料金になり、給料は高くなります。

バスドライバー

バスドライバー(バス運転手)とは、バスを運転して、主に不特定多数の乗客を運送する仕事です。

バスの種類は主に4つあり、それぞれ役割に違いがあります。
 ・路線バス:バス停間の移動手段(固定ルート)
 ・観光バス:日帰り・宿泊旅行などの移動手段
 ・高速バス:新幹線や飛行機に代わる移動手段
 ・送迎バス:送り迎えをする移動手段

注意点として、高速バスの運転になると、夜間走行(夜勤)が多いです。
そして観光バスの場合は、繁忙期と閑散期で、需要が大きく増減します。

送迎ドライバー

送迎ドライバー(送迎運転手)とは、送迎車を運転して、特定の乗客を運送する仕事です。
たとえば自家用車を使った、居酒屋の利用者・会社役員・高齢者などの送迎サービスがあります。

ちなみに2024年4月から、二種免許(タクシーの運転免許)をもたない一般ドライバーが有償で他人を送迎する「ライドシェア」も一部解禁されました。
送迎ドライバーとよく似た職種として、「ライドシェアドライバー」という選択肢の広がりを見せています。

ドライバー(車を運転する仕事)の免許・資格

「トラックドライバー」「タクシードライバー」「バスドライバー」「送迎ドライバー」それぞれに必要な運転免許・資格も、見ていきましょう。

トラックドライバーなら、普通~大型免許

トラックドライバーになるには、主に以下の免許が必要です。
 ・普通自動車免許
 ・準中型自動車免許
 ・中型自動車免許
 ・大型自動車免許

なお平成29年3月12日に改正道路交通法が施行され、「車両総重量」や「最大積載量」は、下図のように変更されています。

(画像引用元:全日本トラック協会

免許取得時期によって、運転できる「車両総重量」や「最大積載量」に違いがあるため、要注意です。

タクシードライバーなら、普通二種免許

タクシードライバーになるには、「普通自動車第二種免許」の取得が必要です。
なお人手不足などの影響で、東京都・大阪府・神奈川県で実施されていた「地理試験」は、2024年2月29日に廃止されました。

バスドライバーなら、大型二種免許

バスドライバーになるには、「大型二種自動車運転免許」の取得が必要です。
厳密に言えば、非常に小さいバスなら「普通自動車免許」などで運転できるものの、基本的には「大型二種自動車運転免許」が必要になります。

送迎ドライバーなら、普通免許

送迎ドライバーになるには、「普通自動車免許」の取得が必要です。
なお送迎バスのドライバーは例外で、バスドライバーとほぼ変わらなくなり、「大型二種自動車運転免許」が必要になります。

ドライバー(車の運転する仕事)に向いている人

ドライバー・運転手の仕事にも、向き不向きがあります。
特に向いている人の例を挙げると、「車を運転するのが好きな人」「体力や健康に自信がある人」「単純作業が好きな人」などです。

車を運転するのが好きな人

ドライブが趣味で、運転を楽しめる人は、ドライバー・運転手に向いている可能性が高いです。
気分転換でどこかに出かけたり、知らない場所の景色を見たり、車内にいるのが好きだという方は、非常に相性がよいでしょう。

体力や健康に自信がある人

ドライバー・運転手は長時間運転をして、職種によっては荷物の運搬も伴う仕事のため、体力はあるに越したことがありません。
「適度な運動」「バランスのよい食事」「十分な睡眠」など、日々の体調管理も重要になります。

単純作業が好きな人

ドライバー・運転手の仕事は、基本的に、黙々と車を運転する単純作業です。
飽き性の人や、単調な作業をすると眠くなる人には、おすすめできません。

ドライバー職は、深刻な人手不足に陥っており、「物流の2024年問題」などが大きな問題となっています。
そのため、車の運転をする仕事は、現在売り手市場(求職者<求人数)です。
もしドライバー・運転手の仕事に興味がありましたら、今がチャンスと言えるでしょう。

まとめ

ドライバー職は現在、深刻な人手不足に直面しており、特に「物流の2024年問題」が注目されています。そのため、ドライバー・運転手の仕事は売り手市場(求職者<求人数)であり、求職者にとってはチャンスです。車の運転が好きで、体力や健康に自信がある人、単純作業を苦にしない人には特に向いています。この記事を参考に、自分に合った職種や必要な免許を見極め、ドライバー職への一歩を踏み出してみてください。

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