システムエンジニア(SE)の年収アップにおすすめの資格はある?

IT技術の進歩は日々目覚ましく、私たちの生活やビジネスの仕組みも急速に変化しています。その中で、システムエンジニア(SE)という職業は、もはや特別な存在ではなく、幅広い業界で必要とされる重要な専門職となっています。スマートフォンやクラウドサービス、AI、IoTなど、私たちの身近なサービスの多くは、SEたちの知識と技術によって支えられているのです。

今回は、SEの具体的な仕事内容や種類、さらにエンジニアとしてキャリアを積む上で役立つ資格について詳しく解説します。これからエンジニアを目指す方や、キャリアアップを考えている方にとって有益な情報を網羅しています。

目次

システムエンジニア(SE)のお仕事

システムエンジニアは、英語で「System Engineer」と表記され、その頭文字をとって「SE(エスイー)」と呼ばれます。一般的にSEとは、情報システムの企画・設計・開発・運用・保守などに携わる技術者の総称です。SEは単にプログラミングを行うだけではなく、クライアントや社内のニーズを理解し、最適なシステムを提案・構築・運用することが求められます。そのため、ITの専門知識だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決力も非常に重要です。

SEの主な種類

SEと一口に言っても、その業務内容は多岐にわたります。代表的な職種を以下にまとめました。

  • 組込みエンジニア(Embedded Engineer)
    家電や自動車、産業機器などに組み込まれるソフトウェアの開発を担当します。IoTや自動運転技術の発展に伴い、需要が急増している分野です。
  • データベースエンジニア(Database Engineer)
    大量のデータを効率的に管理・分析するためのデータベース設計や運用を行います。企業の情報資産を支える重要な役割を担っています。
  • サーバーエンジニア(Server Engineer)
    Webサービスやアプリケーションを支えるサーバーの構築・運用・保守を行います。クラウドサービスや大規模システムの普及で注目度が高まっています。
  • ネットワークエンジニア(Network Engineer)
    社内ネットワークやインターネット回線の設計、構築、運用を担当します。通信環境の安定化やセキュリティ対策も重要な業務です。
  • セキュリティエンジニア(Security Engineer)
    サイバー攻撃や情報漏えいからシステムを守るための設計や監視、改善策の実施を行います。情報資産を守る企業の防波堤として需要が高まっています。

これらの職種は、それぞれ専門性が高く、業務の幅やスキルの習得度に応じてキャリアの道が広がります。また、複数の分野にまたがるスキルを持つことで、プロジェクト全体を俯瞰して動かせる「上級エンジニア」として活躍することも可能です。

システムエンジニア(SE)になるために必要な資格

システムエンジニアとして活躍するために、必須の資格はありません。
しかし、資格を取得することで基礎知識の習得やキャリアアップ、転職時の優位性につながります。ここでは、難易度順に主要な国家資格を紹介します。

難易度:★☆☆☆

ITパスポート
 ITの基礎知識を身につけたい初心者向けの資格です。IT業界に興味を持ったばかりの方や、社会人としてITリテラシーを身につけたい方に最適です。
例:ネットワークの仕組み、セキュリティの基礎、システム開発の流れなど。

難易度:★★☆☆

基本情報技術者試験
 ITエンジニアとしての基礎力を固める資格です。プログラミングやアルゴリズム、データベースの基礎、ネットワークやセキュリティの基本的な知識を問われます。
初めてエンジニア職に挑戦する方のスタートラインとしておすすめです。

難易度:★★★☆

応用情報技術者試験
 基本情報技術者試験で基礎を習得した後、さらに高度な知識やマネジメントスキルを身につけるための資格です。
例:システム開発の上流工程、プロジェクト管理、経営戦略に基づくIT活用など。

ITストラテジスト試験
 企業の経営戦略に基づき、IT戦略を策定できるスキルを評価する資格です。ITコンサルタントや戦略立案を行う上級職を目指す方に向いています。

システムアーキテクト試験
 大規模システム開発の上流工程を主導する上級エンジニア向け資格です。設計能力やプロジェクト全体を俯瞰するスキルが求められます。

・プロジェクトマネージャ試験
 プロジェクト全体の計画・管理・意思決定を行うマネジメント能力を問う資格です。チームを率いて成果を出す立場を目指す方に適しています。

ネットワークスペシャリスト試験
 ネットワーク設計や運用に精通したインフラ系エンジニア向け資格です。ネットワークトラブル対応や大規模ネットワークの設計能力が身につきます。

難易度:★★★★

データベーススペシャリスト試験
 大規模データの設計・運用・分析能力を問われる資格です。データベース管理者や情報システムの基盤構築に携わる方におすすめです。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験
 組込みシステムやIoT系の開発能力を評価する資格です。自動運転、スマート家電、産業機器などに関わる技術者に適しています。

情報セキュリティスペシャリスト試験
 情報セキュリティの脅威や脆弱性に対応する能力を問う資格です。セキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す方に有効です。

ITサービスマネージャ試験
 ITサービスを提供する際の管理能力を評価する資格です。顧客の期待に応えつつ、IT投資効果を最大化するスキルが問われます。

システム監査技術者試験
 システムの監査やリスク管理能力を問う資格です。監査人や情報システム責任者として活躍したい方に向いています。

エンジニアに転職するのに有利な資格

SEとしての転職やキャリアアップを考える場合、★★★☆以上の難易度を持つ資格は特に有利です。
IT業界では経験者が優遇される傾向があるため、未経験者が資格を取得しておくことで、スキルの証明や学習意欲のアピールにつながります。
資格取得を通じて得られる知識は、実務での課題解決やプロジェクト推進にも直結するため、キャリア形成に大きなメリットがあります。

まとめ

今回はエンジニア職で有利になる資格をお伝えしてきました。エンジニアに特化した資格を取得することで仕事の幅も広がり、成長の幅も広くなるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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