昼職と夜職（ナイトワーク）の掛け持ち、両立することは十分可能です。
人気職種は、男性ならプログラマー、女性ならWebデザイナーや事務職になります。
今回は、昼職と夜職を掛け持ち、両立するメリット・デメリットについて、ご紹介していきましょう。
昼職と夜職の掛け持ちは可能か？
勤務先の企業が「副業OK」や「ダブルワークOK」としている場合、昼職（ひるしょく）と夜職（よるしょく）を掛け持ちする事が可能です。
まずは、就業規則や求人票に「副業OK」「ダブルワークOK」などと記載されているかどうか、チェックしてみましょう。
何も書かれていなかった場合は、上司や就業規則に詳しい人事部の方などに、質問してみるとよいでしょう。
「副業禁止」「ダブルワーク禁止」の会社で仕事の掛け持ちをした場合、バレると懲戒処分を受ける可能性があるので、おすすめはできません。
昼職と夜職の掛け持ちをするメリット・デメリット
それでは、昼職と夜職の掛け持ちをするメリット・デメリットを、それぞれお伝えしましょう。
掛け持ちをするメリット5つ
昼職と夜職を掛け持ちするメリットは、主に5つあります。
収入アップ
昼職と夜職の両方から収入を得られるため、トータルの月収がアップします。
たとえば月収が10万円アップすれば、生活にも余裕が出てくるでしょう。
人脈の拡大
昼職だけでなく、夜職でも人と接する機会があれば、人脈が広がります。
付き合う人が増えれば、視野や交友関係も広がっていくでしょう。
スキルの相互活用
夜職（昼職）で身につけたスキルを、昼職（夜職）に活かすこともできます。
つまり、ポータブルスキル（持ち運びできるスキル）として、相互活用できるのです。
リスクヘッジ
昼職と夜職の両方の仕事をしていれば、片方の仕事がなくなっても、もう片方の仕事で収入を得ることができます。
実際問題、仕事で理不尽な要求をされた場合、もう1つの仕事に軸足を移してしまうことも可能です。
昼職への転職が容易
昼職をやりながら、やりたい仕事を夜職で行うと、希望する仕事への転職が比較的容易になります。
副業やアルバイトでやりたい仕事をやってみることは、リスクが低いため、特におすすめできるやり方です。
掛け持ちをするデメリット3つ
昼職と夜職を掛け持ちするデメリットは、主に3つあります。
心身への負担
昼職と夜職を掛け持ちすると、精神的、身体的な負担が増えます。
特に注意すべきは、睡眠時間が減ってしまい、健康面に影響が出てしまうことです。
プライベート時間の減少
昼職と夜職を両立するとなると、プライベートの時間が少なくなります。
仕事帰りに同僚と飲みに行ったり、休日に恋人や家族と一緒に過ごしたりする時間は、確保しづらくなるでしょう。
昼職の同僚にバレるリスク
昼職の同僚に、夜職がバレるリスクがあります。
夜職の仕事内容によっては偏見をもたれて、昼職にも悪影響が及ぶかもしれません。
昼職と夜職の掛け持ちに向いている職種
昼職と夜職の掛け持ちに向いている職種は、主に3つあります。
プログラマー
プログラマーの仕事は、勤務時間の自由度が高い「フレックス制」が多く、デスクワーク中心で肉体的負担が少ないコーディングの仕事です。
水商売系の夜職をしている男性が、昼職への転職を図るために、プログラマーを目指すケースは意外とあります。
Webデザイナー
Webデザイナーは、勤務時間の自由度が高い「フレックス制」が多く、Webサイトのデザインを行う仕事です。
水商売系の夜職にしている女性に、人気のある職種になります。
事務職
事務職は定時退社しやすく、拘束時間は比較的短い傾向があります。
事務職の仕事が終わって、残りの時間を副業・ダブルワークに回すのは、かなり現実的です。
男性もできる仕事ですが、女性に人気のある職種になります。
昼職と夜職の両立を考えている方へ
昼職と夜職の両立は、決して楽な働き方ではないため、安易におすすめできるわけではありません。
やり方によっては、本業に支障が出てしまったり、睡眠不足に陥ってしまったりするからです。
昼職と夜職を両立するには、無理のない働き方を見つけることがたいへん重要です。
とはいえ、働きながら仕事を見つけるのは、荷が重いかもしれません。
そんなときは、転職エージェントを利用するのも1つの方法です。
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