システムエンジニア(SE)の種類と仕事内容

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、近年IT化が急激に加速しています。
IT業界の職種と聞くとシステムエンジニアをイメージする方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、システムエンジニアのお仕事と種類をご紹介していきます。

目次

システムエンジニア(SE)とは?

どんな業界であれ、コンピューターはもはやなくてはならない存在ですよね。そしてその使用用途は幅広く、顧客情報管理・日程管理・納期管理など、企業によって異なるもの。このシステムを設計しているのが、実はシステムエンジニアなのです。

システムエンジニア(SE)の仕事内容

システムエンジニアお仕事は、基本的に5つのステップで行います。

ステップ1:要求分析
クライアントの要望に対してどのようなシステムが適しているのかをまとめ、作成スケジュールを立てていきます。

ステップ2:システム開発
要求分析の工程で決定内容をもとに、具体的なシステムの設計やプロジェクトのチーム組みを決定していきます。

ステップ3:コーディング
設計図をもとに、実際に形にしていきます。

ステップ4:テスト
クライアントに納品する前に、システムに異常がないかなどの入念なチェックをします。

ステップ5:納品
完成したシステムをクライアントに納品します。クライアントに実際に使ってもらえるようになります。

システムエンジニア(SE)の種類

もちろんシステムエンジニアにも、さまざまな種類があるもの。同じ案件でも携わる工程によってポジションが異なり、仕事内容も異なります。以下、主要なシステムエンジニアの仕事でもある「プログラマー」「ブリッジSE」「インフラエンジニア」の仕事内容をご紹介します。

プログラマー

プログラマーは、プログラミングを担当する職種です。具体的には、設計書を元にプログラムを作成しテストまでを手掛けます。特殊な言語を使用するため、覚えることはたくさんありますが、プログラマーのスペシャリストになると周囲からかなり頼られる存在になるでしょう。

ブリッジSE

ブリッジSEという職種は、あまり馴染みがないかもしれませんが、こちらもとても重要な役割があるポジションです。職種名にブリッジという言葉が含まれているように、日本の開発会社と海外のエンジニアの架け橋のような役割を担っています。たとえば日本起業が海外エンジニアに仕事依頼をする際に、海外のエンジニアの方が理解しやすいように補足内容を提示したり、納品物の受け入れを担当したりするのです。そして、こういったケースはコスト削減が目的なケースが多く、品質を下げずにコスト削減をする能力が求められます。

インフラエンジニア

インフラは、水道・ガス・電気・ネットワークといった人々の生活基盤の支えるものです。インフラエンジニアとは、この数あるインフラのなかでも、特にIT分野のインフラを支えるエンジニアになります。人々に必要なシステムやインターネットの設計・運用・保守を担当しているのです。

まとめ

システムエンジニアは、各分野・業界によっても呼び方や仕事内容が異なってきます。それゆえ漠然と「システムジニアになりたい!」と考えるのではなく、もう一歩踏み込んで、どの分野のエンジニアになりたいのか明確に定めておきたいものです。それが転職したあとに、適性のミスマッチなど防ぐことにつながります。ぜひこの記事参考に、希望する仕事内容や職種を絞り込んでみてくださいね!

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