リモートワーク求人は減ってる?最新データと転職の狙い目
新型コロナ禍をきっかけに一気に普及したリモートワーク。「在宅勤務が当たり前になる」と言われた時期もありましたが、2025年現在の求人市場では状況が大きく変化しています。
リモートワークの求人は本当に減っているのか?求職者が転職を考える際に、どのような点を意識すべきなのか?本記事では、最新データをもとにリモートワーク求人の現状を整理し、これからの転職の狙い目について解説します。
リモートワーク求人は本当に減っているのか?
一時期のピークから減少傾向
コロナ禍直後の2020〜2021年は、リモートワークを導入する企業が急増しました。しかし2023年以降は「出社回帰」の動きが進み、完全リモートの求人は減少しています。厚生労働省や求人媒体のデータによると、2025年時点でリモートワーク求人比率は全体の約15〜20%程度とされています。
2025年3月の日本経済新聞(テレワーク実施、労働者の1割 厚労省調査)によると、テレワークをする労働者は1割(10.1%)だそうです。
ハイブリッド勤務の増加
完全リモートは減っている一方で、週2〜3日の出社+残りは在宅といった「ハイブリッド勤務」は定着しました。特に大手企業や外資系では、柔軟な勤務形態を導入するケースが増えています。
業種・職種による格差
- 在宅勤務が多い職種:ITエンジニア、Webマーケティング、デザイナー、カスタマーサポート
- 出社が多い職種:営業(対面重視)、販売・接客、製造、物流、介護
企業がリモートワークを減らす理由
コミュニケーション不足への懸念
「社員同士の交流が減った」「若手の育成が難しい」といった声から、出社を重視する企業が増えています。
労務管理・情報セキュリティの課題
在宅勤務では労働時間の把握やデータ管理の難しさが課題となり、一部企業ではリモートを縮小しています。
業務効率の見直し
「すべてをリモートで行うより、対面のほうが効率的」という判断から、完全リモートからハイブリッドへの移行が進んでいます。
リモートワーク求人の狙い目はどこか?
成長産業のIT・デジタル分野
リモートワークが定着している代表例は IT・Web業界 です。
- エンジニア(システム開発、クラウド構築など)
- デジタルマーケター(広告運用、SEO、SNS)
- デザイナー(Web、UI/UX)
スタートアップや外資系企業
スタートアップ企業は柔軟な働き方を売りにしており、リモート求人の比率が高い傾向があります。また外資系は成果主義のため「場所に縛られない働き方」が浸透しているケースが多いです。
地方×リモートの組み合わせ
地方在住者が都市部の企業にリモートで勤務するパターンも増えています。「東京の企業にリモートで働く→地方の低コスト生活」といったライフスタイルは、特に20〜30代の求職者から人気です。
リモートワーク転職を成功させるコツ
スキルを明確にアピールする
リモート勤務は「自己管理」と「即戦力」が前提です。職務経歴書では、具体的なスキル(例:広告運用額◯億円/SEO改善率◯%/案件進行管理経験など)を数字で示すことが重要です。
オンライン面接での印象を大切にする
- 照明・音声・背景を整える
- 表情やうなずきでリアクションを意識する
- 事前に通信環境を確認する
ハイブリッド勤務も視野に入れる
完全リモートにこだわらず、ハイブリッド勤務も候補に入れると選択肢が広がります。「週2日の出社ならOK」など、自分の許容範囲を整理して伝えると採用に有利です。
まとめ
2025年現在、リモートワーク求人は一時期のピークから減少しましたが、完全に消えたわけではありません。むしろ、
- IT・Web業界を中心に安定的に存在
- ハイブリッド勤務という新しい働き方が広がっている
- 地方在住でも都市部の企業で働ける可能性がある
求職者にとって大切なのは、リモートに強い業界・職種を狙うこと、成果を数字で示して「即戦力性」をアピールすること、完全リモートにこだわらず柔軟に選択肢を広げることです。リモートワークの働き方を希望する方は、最新の求人動向を押さえながら、自分に合ったキャリア設計を進めていきましょう。
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