早く馴染みたいなら口は災いの元。転職先で絶対に避けるべき「5つのNGな話題」

新しい職場に入社して数日。少しずつ業務の流れもわかり始め、休憩時間やランチタイムに同僚と会話をする余裕が生まれてくる頃ではないでしょうか。雑談は人間関係の潤滑油であり、お互いの心理的距離を縮めるために欠かせないものです。しかし、関係性がまだ構築できていない入社直後の「話題選び」には、特に注意する必要があります。
悪気はなくても、あなたのちょっとした発言が周囲に違和感を与え、せっかくの第一印象を台無しにしてしまうことがあります。

新しい職場でスムーズに信頼関係を築くために、入社直後は絶対に避けておきたい「5つのNGな話題」について解説します。

目次

NG話題1.前職の愚痴やネガティブな裏話

転職理由が「前職への不満」であった場合、ついその苦労話を新しい職場の同僚に聞いてほしくなるかもしれません。「前の会社は本当にブラックで」「上司がまったくマネジメントをしてくれなくて」といった愚痴は、話している本人はスッキリするかもしれませんが、聞かされる側にとっては決して気分がよいものではありません。

ネガティブな発言が多い人は、周囲の士気を下げる存在として敬遠されがちです。さらに恐ろしいのは、「この人は不満があると環境のせいにする傾向がある」「うちの会社のことも、ほかで悪く言うのではないか」という警戒心をもたれてしまうことです。 
もし前職の話をするのであれば、「前の会社ではこういうスキルを学べたので、こちらでも活かしたいです」といった、ポジティブな側面に焦点を当てるのが大人のマナーと言えます。

NG話題2.給与・ボーナス・待遇などの生々しい話

中途採用という性質上、新しい職場にはさまざまな経歴をもつ人が集まっています。新卒から生え抜きで働いている人もいれば、あなたと同じように中途で入社した人もいるでしょう。ここで絶対に触れてはいけないのが、お互いの給与やボーナス、家賃補助などの「お金」に関する話題です。
中途採用では、前職の給与水準や入社時の交渉によって、同じ年齢や役職であっても待遇が異なるケースが多々あります。「ボーナスはどれくらい出ましたか?」「前の会社より年収が上がって…」といった話題は、社内の給与格差を不必要に浮き彫りにし、強烈な嫉妬や摩擦を生む危険性があります。 
お金の話は非常にデリケートであり、職場の人間関係を根底から壊しかねない大きなリスクを含んでいると認識しておきましょう。

NG話題3.政治・宗教・プロ野球など「個人の信条」

多様性が尊重される現代のビジネスシーンにおいて、個人の深い価値観が反映されるテーマは、関係の浅い段階では避けるのが鉄則です。代表的なものが、政治や宗教、そしてプロ野球をはじめとする特定のスポーツチームへの熱狂的な応援などです。
これらは人によって「何が正解か」が異なり、時に感情的な対立を生みやすいテーマでもあります。あなたが何気なく発した特定の政党への批判や、あるスポーツチームへの冷やかしが、目の前の相手が大切にしている信条を深く傷つけてしまう可能性があります。 ビジネスの場においては、個人の信条に踏み込まないことが、相手へのリスペクトにつながります。

NG話題4.社内ゴシップへの同調や人間関係の詮索

「〇〇部長と△△課長って、あまり仲がよくないのですか?」「あの部署は残業が多いって本当ですか?」といった、社内の人間関係の詮索やネガティブな噂話には、決して乗らないようにしましょう。
新しい職場には、外から来たあなたにはまだ見えていない複雑な人間関係や過去の経緯、あるいは派閥が存在する可能性があります。右も左もわからない入社直後にゴシップに同調してしまうと、特定の派閥に属していると誤解されたり、「噂話が好きな信用できない人」というレッテルを貼られたりするリスクがあります。 
もし同僚からゴシップの話題を振られても、「まだ入ったばかりで、よくわからないんです」と、笑顔で上手にかわすスルースキルが求められます。

NG話題5.「前の会社ではこうだった」というやり方の比較

転職者が無意識のうちにやってしまいがちなのが、「前の会社ではこうやっていました」「前のシステムのほうが使いやすかったです」という、前職との比較や独自のやり方の押し付けです。
良かれと思った改善提案であっても、入社直後にこれを言われてしまうと、受け入れる側は「今の自分たちのやり方を否定された」と感じてしまい、反発を招く原因になります。 まずは、新しい職場のやり方やルールを素直に受け入れ、郷に入っては郷に従う姿勢を見せることが大切です。業務改善の提案は、しっかりと信頼関係を築き、社内の事情を深く理解してから行うようにしましょう。

まとめ:無難でポジティブな話題から始めよう

では、入社直後の雑談では何を話せばよいのでしょうか。正解は、「会社の周辺の美味しいランチのお店」「休日のリフレッシュ方法」「最近買ってよかった便利なアイテム」など、ポジティブで誰も傷つかない話題です。
まずは相手の「おすすめ」を聞いてみるのもよいでしょう。「この辺りで、1人でも入りやすいランチのお店はありますか?」と尋ねるだけで、自然な会話が生まれます。 焦って自分を深く知ってもらう必要はありません。

まずは安全な話題で「コミュニケーションが取りやすい人」という土台を作り、仕事の実績を重ねながら、少しずつお互いの理解を深めていきましょう。

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