5月はなんとか乗り切れたのに、6月になって急に体が重い、会社に行きたくない……と悩んでいませんか?
マイナビの調査によると、正社員の約5人に1人が「6月病」を経験したことがあるそうです。ちなみに、6月病とは医学的な正式な病名ではなく、6月に起こる心身の不調を指す俗称です。「5月病が長引いて6月まで続いている」というニュアンスも含まれているようです。
本記事では、転職も視野に入れた具体的な6月病対策をご紹介します。
5月病の次は6月病?調査結果では5人に1人が経験
マイナビが実施した『【正社員1.8万人に聞いた】六月病と評価フィードバックに関する調査2026年』によると、正社員の約5人に1人(19.8%)が、現在の職場で6月病を経験したことがあると回答しています。年代別の割合を見ると、20代(27.6%)、30代(23.8%)の順に多く、若手から中堅層に多く見られる傾向があります。
同調査によれば、6月病の主な原因や自身の変化として、以下の4つが挙げられています。
- 新年度の環境に慣れる過程で生じるストレスや疲労
- 賞与(ボーナス)や評価への不満によるモチベーションの低下
- 祝日が少ない時期が続くことによる意欲の低下
- 梅雨時期の天候や気圧変動などの影響(いわゆる気象病)
※前述の通り、6月病は医学的な病名ではなく、これらの要因が重なって起こる不調の総称です。
今の悩みは一時的な問題か、慢性的な問題か
今の不調が「一時的なもの」なのか、それとも「慢性的な問題」なのかによって、とるべき対策は大きく変わります。ご自身の状況を客観的に見つめ直すために、以下の3つの質問に答えてみてください。
- 3日〜5日間ほど仕事のことを忘れて徹底的に休んだら、また会社に行く元気が戻ると思いますか?
- もし「給料」や「人間関係」への不満が少しでも改善されるなら、今の会社や仕事をこれからも続けたいですか?
- 1年後も今の会社にいるとして、その選択を「これでよかった」と心から納得できると思いますか?
結論から言うと、「YES」が多ければ一時的な不調、「NO」が多ければ慢性的な不満を抱えている可能性が高いといえます。
▼一時的な問題の可能性が高い場合(YESが多い)
しっかりと休息をとることで、時間が解決してくれるかもしれません。まずは有給休暇を取得したり、生活リズムを整えたりして「心身の回復」を最優先にしてください。4月以降の異動や転職などで新しい環境に適応しようとしている最中は、誰しも一時的にキャパシティオーバーになりやすいものです。
▼慢性的な問題の可能性が高い場合(NOが多い)
今の状況は、単なる6月病ではなく「転職を検討すべきサイン」かもしれません。以下のような不満は、時間が経っても解決しにくい「構造的なミスマッチ」である可能性が高いです。
- 評価やフィードバックの内容にどうしても納得がいかない
- 上司や経営層の考え方、職場の人間関係に強い拒絶反応がある
- 今の会社にいても、自分が望むスキルアップやキャリアパスが描けない
慢性的な問題なら、6月病対策は「転職」も視野に
もし慢性的な不満やミスマッチを感じているのであれば、思い切って環境を変える必要があるかもしれません。その有効な選択肢の一つが「転職」です。本格的に体調を崩してしまう前に、次への一歩を踏み出すことがご自身の心身を守ることにつながります。
対策1.転職エージェントに登録する
まずは在職中のまま、転職エージェントに登録して情報収集を始めてみることが効果的です。今すぐ会社を辞めなくても、「いざとなればいつでも外の世界へ出られる」という選択肢を持っておくだけで、現在の職場に対する心理的ストレスは大きく軽減されます。精神的な安定を保ち、外の視野を広げるためにもおすすめのアクションです。
対策2.転職市場でのリアルな価値を知る
転職エージェントの面談を通じて、プロのキャリアアドバイザーにこれまでの経歴を客観的に評価してもらいましょう。紹介される求人のレベルや想定年収を知ることで、ご自身のリアルな市場価値を把握できます。また、スカウト型の転職サイトに登録し、企業やヘッドハンターから届く「スカウトの数」や「提示年収」から、自分への直接的な需要を測る方法も有効です。
対策3.自己分析で「何が不満か」を言語化する
不調を感じているときは、「何に対して一番ストレスを感じているのか」を紙やスマートフォンに書き出してみるのも有効です。給与なのか、業務内容なのか、人間関係なのか。不満の根源が明確になれば、現職のままで解決できる問題なのか、転職でしか解決できない問題なのかがはっきりと見えてきます。
対策4.心身の体調管理を徹底する
大前提として、心身の健康を保つことは何よりも大切です。転職は人生における大きな転機であり、想像以上のエネルギーを消費します。焦って行動して体調をさらに崩してしまっては本末転倒です。疲弊した状態では選考でのパフォーマンスが低下し、焦りから入社後のミスマッチを引き起こす原因にもなりかねません。まずはしっかり休む日を作り、ご自身のペースで進めていきましょう。
まとめ
6月病は、環境の変化による疲れや、会社からの評価への不満が限界に達した「転職のサイン」かもしれません。
今のモヤモヤとした感情を一時的なものとして放置せず、「自分のキャリアを本当に輝かせるためのリスタート」のきっかけに変えていきましょう。現状を打破する最初のアクションとして、まずは転職エージェントへの相談から始めてみてはいかがでしょうか。
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